日本鉄道電気設計株式会社のプロジェクト実績をご紹介します。
44件あります
バリアフリー設備の新設・照明等駅電力設備の改良
事業分野 : 配電システム
御茶ノ水駅は、橋や道路に挟まれた環境で、バリアフリー設備が未整備となっていました。改札内に新たにエレベータを設置するなどして、バリアフリー環境の整備を行うことが主な設計目的となっておりました。既存駅の改良は工程が複雑になりがちな上に当該駅は周辺の環境の都合上、厳しい作業環境となっておりました。しかし、建築などの他系統と綿密に調整を行ったことにより、複雑な工程の中でも正確な設計に繋げることができました。今回、困難な作業環境下で、お客様の安全を確保しつつバリアフリー機能を最大限発揮できる設備の設計に貢献したことに対し、評価を頂きました。
郡山変電所送電線路新設その他測量設計
事業分野 : 送電線
電力会社とJR変電所を結ぶ架空送電線(鉄塔)が周囲の住宅地化に伴い、建物と電線の離隔が不足する事態が発生しました。鉄塔の嵩上げや新たな鉄塔建設も検討したものの、鉄塔の老朽化に伴う強度不足や用地買収が困難なことから地中送電線(ケーブル化)に切り替える工事が計画されました。弊社では、架空送電線の撤去及び地中送電線の新設に伴う調査・設計に従事しました。
東電鳩ヶ谷・蕨間地中送電線路保蔵物新設測量設計
事業分野 : 送電線
JR東日本の154kVの地中送電線路ではOFケーブル(絶縁特性を高めるために絶縁油を使用したケーブル)が多く使われておりますが、技術の進展によりCVケーブルへの取替が進められています。本プロジェクトは154kV地中送電線路のCVケーブル化に先行して行われた送電ケーブルを収める埋設管の改修工事であり、弊社では、地質調査及び埋設管の調査・設計に従事しました。
品川駅中央新幹線送電線路設備改良他・区道側送電線路設備改良他
事業分野 : 送電線
品川駅では中央新幹線駅新設に伴い、運行中の鉄道の直下に地下構造物を設けるという大規模な工事が行われています。品川駅付近は、変電所に電力を供給している22kV~154kVで加圧された送電設備(特高ケーブル)が布設されており、本プロジェクトにおいて弊社では、土留め壁に支障する送電設備の移転のための調査・設計に従事しました。
東北・上越新幹線電化柱耐震補強対策
事業分野 : 電車線
東北・上越新幹線の電車線路設備において、首都直下型地震に備えた対策と、東日本大震災を踏まえた耐震補強対策として、電化柱の高じん性化補強と門型化を実施しています。弊社では、電車線設備の調査及び設計に従事しております。
山手線新宿・池袋間地中送電線路新設測量設計
事業分野 : 送電線
山手線沿線には変電所へ電力を供給する地中送電線路がありますが、既存の地中送電線路では将来の電力需要に耐えられない区間がありました。このため、既存の地中送電線路を運用したまま、新たな地中送電線路を新設する事となりました。弊社では、地中送電線路の新設及び設備改良の調査・設計に従事しました。 施工前 施工後
六日町~塩沢送電線路No.13~No.18間支持物建替調査工事設計
事業分野 : 送電線
変電所へ電力を供給する送電線路のうち、新潟県エリアにおける架空送電線のルート周辺は田畑ある地域が多く、農村の環境条件を整備(圃場整備)する計画が予定されています。これに伴い送電用鉄塔を新設し現状のコンクリート柱を撤去する工事が計画されました。弊社では、地質調査・測量に加え、架空送電線支持物(コンクリート柱・鉄塔)の調査・設計に従事しました。
大船・田浦外2区間架空送電線路鉄塔建替他測量設計
事業分野 : 送電線
変電所へ電力を供給する架空送電線路は、主に鉄塔と電線で構成されており、その多くは鉄道用地外の山間部や住宅街を通っています。建設当時は田畑や山林だった場所も徐々に市街地化され、それに伴い鉄塔の位置や送電線のルートを変えずに鉄塔を高くする鉄塔建替工事が必要となります。弊社では、このような市街地化に伴う鉄塔建替の調査・設計を実施しました。
東北・上越新幹線シンプル架線化電車線改良
事業分野 : 電車線
東北新幹線開業から35年以上が経過し、電車線路設備の大規模な更新時期を迎えております。この為、経済性の向上と省メンテナンス性を実現する為、従来のヘビーコンパウンド式から高速シンプル式へ改良工事を進めております。弊社では、電車線設備の調査及び設計に従事しております。
新幹線高速わたり線装置の設計
事業分野 : 電車線
分岐器上の2組の電車線をパンタグラフの通過に支障のないように設備した装置を「わたり線装置」といいます。従来のわたり線装置は交差金具を用いてパンタグラフのすり板が支障なく移行できるようにしています。しかし、近年の新幹線高速化に伴い、本線を通過するパンタグラフが側線のトロリ線に接触するため、トロリ線疲労や偏摩耗などが問題となっています。そこで、本線を通過するパンタグラフに側線トロリ線を接触させない構造とした「高速わたり線装置」が開発されました。当社では東北新幹線の「高速わたり線装置」の設計を行いました。