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事業分野 : 公民鉄

富山駅路面電車南北接続電気設備設計

富山駅路面電車南北接続は、富山市のまちづくり方針「公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくり」の実現のため、富山駅の南側を走る富山地方鉄道の市内電車と、北側を走る旧富山ライトレールとの接続を、富山駅の高架下で行う工事でした。
弊社では、この異なる路線に対して、仕様、区分を事業者様と検討をし、両路線の接続に必要な鉄道電気設備の設計を行いました。

担当者の感想

車と電車が同じ道路を走る場所(併用軌道)の設計であったため、安全面を考慮すること、軌道法、道路交通法など関係法令の適合など、普通鉄道とは異なった検討を行いました。また、駅広場の景観と路面電車設備が調和するように、調整することや、道路下のインフラ用埋設管路等の埋設物と、路面電車用に新設するケーブル埋設管路の干渉を避けるといった、路面電車事業独自の視点で設計をする必要がありました。このように様々な視点から調整する必要性があること、その上で路面電車の鉄道電気設備設計に必要な設計根拠作成、作図などに取り組むことができたことは、更なる自信につながりました。