電力会社とJR変電所を結ぶ架空送電線(鉄塔)が周囲の住宅地化に伴い、建物と電線の離隔が不足する事態が発生しました。鉄塔の嵩上げや新たな鉄塔建設も検討したものの、鉄塔の老朽化に伴う強度不足や用地買収が困難なことから地中送電線(ケーブル化)に切り替える工事が計画されました。
弊社では、架空送電線の撤去及び地中送電線の新設に伴う調査・設計に従事しました。
事業分野 : 送電線
郡山変電所送電線路新設その他測量設計
担当者の感想
当該送電線は電力会社とJRの変電所を結ぶ回線のため、新設する地中送電線のルート選定や施工条件など多くの関係者の方々と調整業務を行う必要がありました。架空送電線の撤去においても周囲が住宅地のため、鉄塔・電線の撤去方法の検討に時間を要しました。
苦労する点も多かったものの、ケーブルルート検討や住宅地での架空送電線撤去の検討など普段経験する機会の少ない設計条件で経験を積むことが出来、多くのことを学ぶことが出来ました。