東北本線は日本で唯一の「地上切換方式」で、黒磯駅を境に南側は直流(1,500V)、北側は交流(20,000V)と電化方式が異なっています。列車を直通運転させるために、列車到着後に直流(交流)機関車を切り離し、駅構内の架線電源を直流から交流(もしくは交流から直流)に切り替えた後に機関車を交換します。 本件は老朽化した設備を簡素化するため、一般的に用いられる「車上切換方式」に改良されました。当社は、電車線路設備(架線等)の設計に従事しました。
事業分野 : 電車線
黒磯駅構内電車線路改良他測量設計
担当者の感想
電車線部 担当者
日本の鉄道電化の歴史遺産でもある「黒磯駅の地上切換方式」を改良することは電車線の設計者にとって感慨深いものがあり、また特殊設備の改良だったため大変やりがいがありました。