Business 情報通信

鉄道の安全・安定輸送確保に向けた
鉄道管内全体の通信設備の設計

列車運行において、輸送指令が列車の運行状況を常に把握し、列車や各駅に対して情報の伝達を行っています。また、旅客サービス面では列車の指定席券の発行、駅構内の案内放送、列車内の運行情報掲示、Suicaの運用等がオンラインシステムで行われています。
こうした情報伝達は業務箇所の端末装置と光通信網を主とした伝送装置を介して行われ、これらを総称して通信設備といいます。通信設備は、鉄道管内全体に設置され、鉄道の安全・安定輸送確保に大きく貢献しています。
当社の取り組み
当社では、第5世代移動通信システム(5G)の通信設備の整備、駅構内共通ネットワークの整備、駅構内のセキュリティー向上など最新技術を取り入れた設備や老朽化に伴う機器更新、ホーム上の安全対策としてホームドア整備、駅の利便性向上を目的としたバリアフリー工事に伴う通信設備の設計、駅改良に伴う通信設備設計を行っています。
通信設備の設計のため、現場設備調査、技術検討、工事図面作成、工事費積算資料作成、技術提案等を行っております。