Projects Projects 配電システム

日本鉄道電気設計株式会社のプロジェクト実績をご紹介します。

7件あります
高輪ゲートウェイ駅新設
事業分野 : 配電システム , 信号システム , 情報通信
JR東日本の推進する品川開発プロジェクトにおける街の中核として、2020年3月高輪ゲートウェイ駅が開業しました。高輪ゲートウェイ駅では駅と街が一体的に感じられる、景観に配慮した電気設備となっています。弊社では新駅舎の電気設備の新設、開業に向けて数次にわたって行われた品川駅周辺での大規模な線路切換に伴う電気設備の調査・設計を実施しました。建築家 隈研吾氏による駅舎デザインを最大限に発揮するため照明設計には特に力を入れ、美しい駅の開発に貢献しました。また煩雑になりがちな電気設備も、駅舎のデザイン性を損なわないような工夫を重ね、必要以上の露出を減らしています。▲JR東日本提供▲JR東日本提供
バリアフリー設備の新設・照明等駅電力設備の改良
事業分野 : 配電システム
御茶ノ水駅は、橋や道路に挟まれた環境で、バリアフリー設備が未整備となっていました。改札内に新たにエレベータを設置するなどして、バリアフリー環境の整備を行うことが主な設計目的となっておりました。既存駅の改良は工程が複雑になりがちな上に当該駅は周辺の環境の都合上、厳しい作業環境となっておりました。しかし、建築などの他系統と綿密に調整を行ったことにより、複雑な工程の中でも正確な設計に繋げることができました。今回、困難な作業環境下で、お客様の安全を確保しつつバリアフリー機能を最大限発揮できる設備の設計に貢献したことに対し、評価を頂きました。
渋谷駅埼京線上り線路切替に伴う高圧ケーブルルートの改良
事業分野 : 配電システム
渋谷駅埼京線ホームを山手線ホームへ並べるための工事の最初のステップとして、埼京線(上り)の線路を移設し、それに伴う付近の電力ケーブルを機能停止すること無く移転することが目的でした。土木と調整し、線路下にケーブル横断ルートを確保したり、現状の駅の天井裏を通過させるなど、既存の構造物を最大限利用した設計が求められました。そのため、入念な現場調査による現状把握により、ケーブルルートの設計を安全かつ確実に進めていきました。
駅の東・西を繋ぐ自由通路新設に伴う照明設備・低圧ケーブル等電力設備改良
事業分野 : 配電システム
青森駅は東西が線路により分断されていたこともあり、東西自由通路の設置は利便性向上の観点からとても重要でした。これに伴う電力設備の改良設計に従事しました。青森はリンゴの産地ということもあり、自由通路のコンセプトがリンゴの木箱をイメージしたものとなっておりました。今回の設計ではそのイメージを最大限に生かせるように限られた工期と条件の中で設計を完成させたことで、地域の活性化と利便性向上に貢献したとして評価を頂きました。
地上広場の地下空間の電力ケーブル・照明等の電力設備の新設設計
事業分野 : 配電システム
東京駅改良工事の中でも駅の玄関口ともいえる丸の内駅前広場の整備工事と並行し、地下空間の電力設備を新設するというプロジェクトでした。電力系統に関しては、設計段階から建築・土木などと調整し、お客様の安全を確保しつつ施工が進められるような設備設計に従事しました。
新宿駅南口基盤整備電源設備
事業分野 : 配電システム
新宿駅は南口側に駅前広場がないことから国道20号上でタクシーの客待ちや一般車の乗降が行われ、東西に走り抜ける一般車の通行の妨げになり、渋滞や接触事故が起こりやすく、また新宿駅の東西を結ぶ数少ない道路であることから、歩道が歩行者であふれてすれ違うことが困難な状況になっていました。そこで、国土交通省が事業主体となり一般国道20号の「新宿駅南口地区基盤整備事業」の一環として「新宿交通結節点」の整備を目的に、鉄道駅や高速バス・タクシー乗降場などを1つの建物に集約することとなり、当社も本件に関連して電源設備設計に従事しました。
北陸新幹線
事業分野 : 電車線 , 発変電 , 配電システム , 信号システム , 情報通信
2015年3月、北陸新幹線の長野~金沢間の約230kmが延伸開業しました。この区間は北アルプスの山岳地帯を長大トンネルで貫くほか、日本で有数の豪雪地帯も存在します。これらの厳しい環境条件の中でも260km/hの高速列車を安全に走らせるためには、他には見られない様々な工夫が必要です。当社では変電・電車線・電力・信号・通信の各電気設備の設計に従事し、安全性だけではなく経済性・施工性・保守性に配慮した設備の実現に寄与しました。